しかし、なぜIPv6が有効になっているのか

日頃思うのだけど、IPv6とか、ほとんどの人が使わない機能がデフォルトで有効になっているのか不思議だった。しかも単に有効になているだけならまだしもip6tablesも動くし、FirefoxIPv6を優先にパケットを投げるのでメモリも消費するし動作も遅くなる。Linuxの利用環境でIPv6を利用できる人はどれ位なのだろう、また、その中でIPv6を使っている人はどれくらいなのだろう? メモリとかCPUリソースをかを使わないのであれば盲腸の様に、そこにあっても構わないが、庶民のパソコンでは無効になっている方がありがたい。

最初は政治的な意図があるのかと疑っていたが、良く考えるとFedoraIPv6に限らず、搭載している機能はデフォルトで有効になっているのを基本としているようだ。例えば、avahiとかsendmailbluetooth、Smart Cardなどなど。一般ユーザがあまり使わない機能やそのハードウェアを搭載しているPCが少ない機能もデフォルトで有効になている。それはWindowsと同じでどんな環境でインストールしても直ぐに使えるようにということらしい。

まぁ、それはそれで良いとは思うが。だったら「サービスの設定」などのツールで簡単に無効化できるようにしておきべきかと思う。最近は仮想マシン上で作業をするようになって来たので、1GBのメモリでは十分とは言えず、できる限り要らない機能は外しているが、カーネルを再構築するのも手間がかかるのでIPv6だけはそのままにしていた。