Inspiron 1501 + Fedora Core 6 で無線LANは動いた

Fedoraではなくて恐縮だが、「Ubuntu 8.04 DesktopをInspiron 1501にインストールする」にInspiron 1501で無線LANを使えるようにした。その内、Fedora 9が出たらFedoraでも試してみるかも。(2008/04/29)

FedoraForumとかを見ていてInspiron 1501とFedora Core 6との組み合せで無線LANが動かないという投稿が目に付いたので、先入観からオリジナルのドライバで無線LANの試験をするのを怠っていた。
今日、またFedora Core 6を再インストールして、オリジナルのドライバでの試験をしてみた。(これでFC6のインストールすは10回はやっただろうか。目をつぶっていもインストールできるかも知れない。)

結果から言うと、一応、動いた。詳細は調べていないが、近くのコーヒーショップでHOTSPOTサービスにアクセス出来た。ただ、気になるのはちょっと速度が遅い感じがする。私が愛用しているDynabookSSは802.11 a/bを持っているが、それに比べてかなり遅いような気がする。ネットワーク・マネージャのワイヤレス設定のところで「速度」が11Mbpsが一番上で、後はそれ以下である。Inspiron 1501は802.11 a/b/gの構成で購入したが、bだけでa/gは使えないのだろうか?(FedoraForumで言っていたのはこのことなのだろうか?)

まぁ、Inspironは持ち運び用ではないので、非常用として無線LANが使えることが確認できればいいのだが。(今日、Inspiron 1501を持ち出してコーヒーショップへ行ったが、***重かった***)

やった事:
FC6をインストールしたての状態では、eth1(無線LAN)は起動中になっていない。
ネットワーク・マネージャから[起動]をしてするが起動しない。tail -f /var/log/messages で確認したところ/lib/firmware に"bcm43xx_microcode5.fw"が見つからない旨のメッセージが出ている。(今日は外出先で昨日firmware_cutterで切り出した64ビット版(bcmwl564_3.100.64.0)しか持ち合わせていなかったので)そのファームウェアを取りあえず/var/firmwareにおいてみる。)ファームウェアをコピーする、デバイスレベルでは立ち上がっているらしい。(bcm43xx_microcode5.fwをコピーしただけではNGだった。)しかし、インタフェースとしては[起動中]にならない。

多分、無線LANの設定が正しくないためだろう。ネットワーク・マネージャを使ってeth1の[設定][ワイヤレス設定]のところでモードを[管理]としてSSIDをプロバイダから指定されたものを入れる。WEPキーの入力する。再度[起動]をしたところ、インターネットへ接続できた。

コラム?
[起動中]というメッセージには違和感がある。「起動」は動作していないものを「動作」させることで「動作」してしまえば「動作中」ではないだろうか?「起動中」だと「只今、起動してるところです」という感じ。(英語版を確認していないが、多分、invoke と invoked になっているのではないかな。英語では「ed」で良いかと思うけど、もし、それを忠実に直訳するのであれば「起動済」の方が良い様な気がする。)

ネットワークが遅いのは設定が悪いのか、あと可能性としては、今日使ったファームウェアが日本の規格に合っていなかったとも考えられる。(確か無線LANの帯域が微妙に日米では違っていて、チャネルの取り方も一部重複しているものの違っていたと記憶している。(未確認))今度は、日本のサイトから引っ張ってきたbcmwl5.sysからfirmware-cutterしたものを使って見ようBroadcomのチップに対するfirmwareなのでx86版もx86_64も関係ないように思える。