調子にのってDynabookSSにも

Inspiron 1501へのFedoraのインストールはひとまず上手く行ったので、私が昔使っていたメインのノート、Dynabook SS 3480 (PORTEGE 3480 DS60P/1N2T)にもFedora Core 6をインストールしてみた。

DynabookSS 3480のスペックはモバイルPentium III 600MHz、メモリ最大192MB HDD 20GB。確か5年位前のモデルなのでスペックとしてはこんなもん。DynabookSS 3480は東芝がコンシューマー向けとは別に企業向けモデルとして売っていたもので、当時とては非常に良く出来たモデルだと思う。これ以外に候補にしたのはIBMのThnkPadぐらいだった。ThinkPadは良いのだが重い、分厚い。毎日持ち歩くにはDynabookSS 3480の方が優れている。今はノートPCとして売れるようになっていたLets Noteも当時はまだまだIBM東芝のレベルにはなかった。

その後、DynabookSS 1610シリーズで2世代程使って今に至っているが、DynabookSS 3480は捨てずに取ってあった。といってスペックがスペックだけにWindows XPなどは重くて載せられないしWindows 2000でも結構遅さが目だってしまっている。取りあえず、プリンタサーバ候補とかソフトウェアの検証用として取っていた。スペックは低くてもLinuxであればデスクトップとか使わず、デーモンも抑えれば使えそうだし、インターネット上に置いておいて中継用のアクセスポイントして使ったりするだけであれば十分そうだ。

さて、Linuxをインストールする上で一つ困ったことがある。CDからのブートが出来ないことだ。DynabookSS 3480専用のCDドライブを購入していれば可能だが、BIOSが古くてUSB接続のCDドライブとかからはブートできない。Windowsであれば、フロッピーで一旦DOSを立ち上げて、適当なCDドラバを組み込んでインストールするということもできるのだが、Linuxでその方法にたどり着くまでには気の遠くなる時間が必要だろう。あとは、LAN経由でブートする方法もあるのだが、これも環境を設定する方法を調べるだけでも時間が掛かってしまう。

追記(2009/02/13):“UbuntuとVMwareでThin Clientを作ってみた