バックアップの方法

仮想マシンはVMwareでもXenでも複数のファイルから構成されるので、それを全部コピーする必要がある。cp -rp でも良いのだろうが、NTFSにバックアップするのであれば、ファイルの所有権とか属性が正確に引き継がれない可能性がるので、tarでまとめておく方が良いだろう。

また、あくまでバックアップなのでファイルサイズを出来るだけ小さくしておいた方がいい。（ミッションクリティカルな、もしくはそれに近い利用環境ではファイルサイズよりは復元時間を優先すべきだが。）そこで圧縮率の高いbzip2を使って圧縮する。但し、bzip2は圧縮に時間が大変かかってしまう。

バックアップ用のHDDをUSBを使ってホストコンピュータに接続して、次のようなコマンドでバックアップを取る。（ここでバックアップ用HDDは /media/disk にマウントされているとする。）

# tar jcvf /media/disk/VM-1.tbz2 ./VM-1