VMware WorkstationのToolsをインストールしてみる

でもVMware Workstationって有償プロダクトだしなぁ、と思ってホームページを見てみたら1ヶ月の評価版が利用できる。評価版と言っても正規の製品と内容は同じようである。そこでVMware Workstationの評価版をダウンロードして、今回はそれに含まれるVMwareToolsだけを取り出して使ってみる。rpm形式ではなくtar形式のファイルを使う。ダウンロードしたVMware Workstationは最新版の6.0.0。

VMware Server 1.xは「第5世代」の製品で、VMware Workstation 6.xは「第6世代」の製品なので、大丈夫かなと心配はあったが、取りあえず最新版で。(VMware Workstation 5.xはVMware Server 1.xと同じ第五世代製品ということだ。Virtual Machine Mobility Planning Guide参照)

VMware WorkstationからVMwareToolsを取り出してゲストOSにインストールする方法はあちこちのページで紹介されているので、改めて書くまでもないが念のため。VMware Workstationをtarで展開すると「./vmware-distrib/lib/isoimage/」というディレクトリが作られ、その下にある該当するVMwareToolsを使う。Windows用とかNetbsd用とかあるがlinux.isoを使う。これを適当なディレクトリにコピーして(そのままtarで展開したディレクトリを指定して使っても良いが)、VMwareToolsをインストールしようとしているOSの仮想マシンのCD-ROM設定で、「Use ISO image」と選んで、先程のISOイメージファイルを指定する。するとゲストOSのCD装置にVMwareToolsのパッケージが現れる。rpm形式とtar形式があるが好きな方を使ってVMwareToolsを展開する。次に「vmware-config-tools.pl」と実行すればVmwareToolsがゲストOSにインストールされる。