負荷をかけるとどれくらい
新しいPC、vmserverの消費電力を測ってみた。
特にベンチマーク・ソフトウェアは使わなかったが、2台のHDDのアクセスが常にランダムアクセスとなり、イーサネットの送信と受信が定常的に起こっていて、3Dグラフィックの複数表示させ(=グラフィック・プロセッサを稼動、glxgearsを6画面表示)、CPUオリエンテッドなコマンド(といってもシェルで無限While文を実行させるだけ)を動かしている状態で、4時間ほど動かしてみた。
エコワットを使ったシステムの消費電力は以下の通り。
通常時(無負荷時) | 約84W |
負荷実行時 | 約125W |
(表示される W*h を時間で割った平均消費電力)
負荷の高い状態で、高々125Wだった。(Intelのスペックシートによるとこのうちの65WはCPUの消費になる。)
温度に関してはlm_sensorsを利用したが、どうも数値がおかしいので、あくまでも参考程度。(電圧でMAXがMINより小さかったり、温度の最高値が高温の値より小さかったりしている。BIOSで表示される値とも隔たりがる。正確に計るためにはlm_sensorsの設定をやり直す必要があるが、ちょっと時間がない。)
まず、無負荷状態:
CPU Fan: 1061 RPM (min = 7336 RPM, div = 8) ALARM Aux Fan: 2045 RPM (min = 3341 RPM, div = 4) ALARM Sys Temp: +29°C (high = +75°C, hyst = +32°C) [thermistor] CPU Temp: +15.0°C (high = +80.0°C, hyst = +75.0°C) [CPU diode ] AUX Temp: +13.0°C (high = +80.0°C, hyst = +75.0°C) [thermistor] coretemp-isa-0000 Adapter: ISA adapter Core 0: +20°C (high = +85°C) coretemp-isa-0001 Adapter: ISA adapter Core 1: +21°C (high = +85°C)
次に、負荷状態(負荷をかけて4時間経過後):
CPU Fan: 1061 RPM (min = 7336 RPM, div = 8) ALARM Aux Fan: 1997 RPM (min = 3341 RPM, div = 4) ALARM Sys Temp: +29°C (high = +75°C, hyst = +32°C) [thermistor] CPU Temp: +37.0°C (high = +80.0°C, hyst = +75.0°C) [CPU diode ] AUX Temp: +12.5°C (high = +80.0°C, hyst = +75.0°C) [thermistor] coretemp-isa-0000 Adapter: ISA adapter Core 0: +45°C (high = +85°C) coretemp-isa-0001 Adapter: ISA adapter Core 1: +44°C (high = +85°C)
周囲温度の変化によっても変わるので、あくまで目安、参考程度である。大体、室温が20℃程度のはずなので筐体内の温度が15℃とか13℃というのはおかしい。目のこで+5℃してみて、最高でCPU温度が45℃という感じである。