Linux Kernel 2.6.25でもVMware Toolsが使えるようになった

Fedora 8やFedora 9では既にカーネルが2.6.25になってしまっている。これらのOSをゲストとするとVMware Toolsがインストールできない、といったトラブルが続いていた。マウスのオペレーションがちょっと不便だったのと、テキストのコピー&ペーストができないのが不便、といった程度なので我慢して使っていたが、RC1に付属しているVMware Toolsをインストールしてみたところ、こちらも気持よくコンパイルできた。

ただし、Fedora-8でも問題なく使えたが、Fodora-9ではVMware Toolsをインストールすると、/var/log/Xorg.0.logに次のようなログを残してXウィンドウが立ち上がらない。

(II) LoadModule: "vmware"

(II) Loading /usr/lib64/xorg/modules/drivers//vmware_drv.so
dlopen: /usr/lib64/xorg/modules/drivers//vmware_drv.so: undefined symbol: PictureScreenPrivateIndex
(EE) Failed to load /usr/lib64/xorg/modules/drivers//vmware_drv.so
(II) UnloadModule: "vmware"
(EE) Failed to load module "vmware" (loader failed, 7)

VMware Serverはまだ正式版ではなくRC1なので、今後F9(というよりはXorgの新バージョン)に対応して行くことを期待したい。

あと、F8でもF9でも、"HGFS"が使えない。カーネルモジュールは正常に組み込まれているが、ブート時にエラー的なメッセージが出る。HGFSは今まで使ったことがなかったので、設定の問題だけかも知れないが。