外部モニタに出力できない

Windows環境であれば、何の苦労なく、ノートの画面と外部モニタとを切り替えたり、同時に同じ画面を利用したりできる。大抵はFnキーとどれかのファンクションキー(Dynabookの場合はF5、Inspironの場合はF8)を同時に押すことで、切り替えができる。

先ず、インストールしたてのFC6(標準でGNOMEデスクトップ環境)で、FnキーとF8を同時に押して見る。何も起きない。何回もしつこく押して見る。何も起きない。長押しをしてみる。何も起きない。 どうもFnキーでの切替えは出来ないようだ。

次に考えたのが「どうせ、ディスプレの管理ルーツがあるはずだからそれでやってみる」ということ。管理メニューの中にディスプレイの管理というツールがあったので、起動してみると3番目のタブに「デュアルヘッド」というのがあった。デュアルヘッドを有効にしてリブート。でも外部モニタへの信号は出ない。さて、どうしたものか。

Webで色々探したところ、Inspiron 1501とFedoraに関してデュアルヘッドに関した記述はなさそうだったが、Inspiron 1501で搭載されているグラフィックチップの3D accelerationを有効にするというページが幾つか見つかった。FC6の標準のドライバではOpenGLの処理はソフトウェアが実現され、チップの持っているグラフィック処理機能は利用していないようだ。Inspiron 1501に搭載されているのはAIT(現在はAMDに買収されていた)のRandeonというチップ。
ブログを書く前に色々とやっていたら、ついにブート直後に画面が出なくなったので、OSを再インストールすることにした。(Telnetで入ってinit 3、init 5を実行すると画面が現れるのだが....。)仕切りなおし。