Xenについて

VMwareと同様、Xenについても製品系列についてまとめておく。
Xenの製品群VMwareと同様有償版と無償版に分かれる。有償版ば企業/SIer向けのXen Enterpiseと主にWindowsマシンの統合を目的としたXen Serverがある。Xen Enterpriseは買い取りで750ドル、Xen Serverは年間99ドルなので、それ程高くない。VMwareのESXが1,000ドルから5,750ドルレンジである事に比べると格安でもある。と言っても私の目的は無償版が目的なので、現在のところはどうでも良い話になってしまう。

ただ、製品構成上、VMwareの方が良いのは、VMware PlayerがWindows環境、しかもサーバ製品ではなくXPなどのコンシューマ向け製品でも利用できることだ。Playerは新規の仮想マシンを作ることは出来ないが既に作成された仮想マシンを「再生」することが可能だ。つまり、Linux上で動くフリーのVMware Serverで仮想マシンを作成して、その仮想マシンWindows XPで動かすことができる。一方、XenはフリーのXen ExpressはWindows環境にはインストールが出来ない。(ドメイン0でWindowsを動かせば良いだけなので、出来ても良さそうなものだが。)

兎に角、先ずはオープンソースXenをインストールしてみる。