VMware Serverの再インストール

Fedora 7のカーネルの変更に合わせてVMwareも再度インストールという羽目になったが、手順は7月7日の「VMware Serverのインストール」と同じ。

Linuxの必要なパッケージのダウンロード

これは前回やっているので、何も必要なかった。念のために最新のカーネル用の Kernel-devel がダウンロードされているか確認したが、カーネルの更新時に自動的にダウンロードされていた。

Linuxのソースのダウンロード

これは 2.6.22 のソースコードを持ってくる必要がある。yumdownloaderのインストールは前回行っているので、 今回はyumdownloaderの実行のところから。

# yumdownloader --source kernel
# rpm -ivh kernel-2.6.22.1-27.fc7.src.rpm

/usr/src/kernels/2.6.22.1-27.fc7-x86_64/に該当するカーネルのソースがダウンロードされる。

VMware Serverパッケージのダウンロード

VMware Serverのバージョンは上がっていなかったので、以前ダウンロードしたものを使う。

VMware serverのインストール

ここをもう一度やり直す。本体のインストールの前にFedora用のパッチを当てなければならないが、パッチのバージョンも以前と同じ(http://knihovny.cvut.cz/ftp/pub/vmware/vmware-any-any-update110.tar.gz)だったので、これも以前ダウンロードしたものをそのまま使った。

# tar xvfz vmware-any-any-update110.tar.gz
# cd vmware-any-any-update110
# ./runme.pl

前回と同様「runme.pl」の中から引き続き「vmware-config.pl」が呼ばれインストールが開始される。今回は全てデフォルト設定で単にEnterを押し続ければ良かった。仮想マシンを格納するパスも現状のものを引き継いでくれた。

なお、今回もパッチを当てる段階でコンパイラから警告メッセージが出たが、前回とまったく同じだった(ので割愛)。

VMware Serverの起動

設定コマンドの中ですでにデーモン類は再起動されているので、そのままVMware Serverコンソールを立ち上げて動作を確認した。何の問題もなく以前の作成した仮想マシンも利用できた。