VMwareでFull Screenに対応しない問題が解決
「VMware ServerコンソールでFull Screenモードにならないのは、今後の課題」と5分前に書いておいて、あっさりと(というか偶然)解決した。多分、この問題を抱えている人で解決していないのはこれが原因だと思う。
もう一回xorg.configを眺めていたら、section "Module" をコメントアウトしていたので
「おっ、ひょっとして」と思い、コメント外してモジュールを明示的にロードするようにした。ウソのようにあっさりとFull Screenモードになった。
#Section "Module" # Load "dbe" # Load "extmod" # Load "fbdevhw" # Load "glx" # Load "record" # Load "freetype" # Load "type1" # Load "dri" #EndSection
Section "Module" Load "dbe" Load "extmod" Load "fbdevhw" Load "glx" Load "record" Load "freetype" Load "type1" Load "dri" EndSection
なぜ、moduleセクションをコメントアウトしていたかと言うと、Fedora 7で使っていたxorg.confにはmoduleセクションが無く、明示的にモジュールをロードしていなかった。(Xorg.0.logを見ると、明示的にモジュールのロードを指定しなくても必要なものは適宜ロードするようである。) CnetOSをインストールした最初のxorg.confにはmoduleセクションが記述されていたが、Fedora 7のxorg.confと内容を同じにするためにコメントアウトしていた。Xウィンドウを動かすだけであれば、moduleセクションが無くても正常に動いていたので、そのままにしていた。
その後、モジュールのどれが原因だったのか調べるためにXorg.0.logをみてみるとextmodでXFree86関係も含め関連するモジュールを幾つも読み込んでいるので「ひょっとしてこれか?」と思い、再度 extmod だけをコメントアウトしてXウィンドウを再起動すると、見事にVMwareが例のメッセージを出してFull Screenにならなかた。
これです。もし、VMwareで「Unable to find an appropriate host video mode.」というメッセージでFull Screenモードにならない場合は、(解像度の設定とか勿論確かめた上で、それでもNGの時は)extmodモジュールを追加すると改善するかも。
Fedora 7で明示的にextmodをロードしなくてもFull ScreenモードになったのはXorgのバージョンの違い、もしくはディストリビューションによるデフォルトの違いなのかも知れない。
CentOS 4.5: X Window System Version 6.8.2
Fedora 7 : X Window System Version 1.3.0
(ひょっとしてFedora 7の方が古いXを使っているということか???)
最後に、現在使っているxorg.confを参考のために載せておく(ちょっとその前にオマケ)