細かい設定
クライアントの設定ファイルの修正
snapshotにあるもの以外、クライアントからは書き込み禁止になっているので、もし、設定ファイルの変更が必要であれば、サーバ側で /tftpboot/f8/root/の下のファイルを変更する。例えば、passwdファイルやhostsファイルを変更する時は、/tftpboot/f8/root/etc/passwdや/tftpboot/f8/root/etc/hostsを変更する必要がある。
ホームディレクトリ
/tftpboot/f8/root/homeは書き込み禁止である。従って、ホームを使えるようにするには次の用にするのが最適だろう。
まず、サーバ側の/etc/exportsでクライアントから/homeをマウントできるよう設定を追加し、サービスを再起動する。
[root@vmserver etc]# cat /etc/exports /tftpboot/f8/root 192.168.0.0/24(ro,sync,no_root_squash) /tftpboot/f8/snapshot 192.168.0.0/24(rw,sync,no_root_squash) /home 192.168.0.0/24(rw,sync) [root@vmserver etc]# service nfs restart
次に、クライアントの/etc/fstab(/tftpboot/f8/snapshot/クライアント名/etc/fstab)にサーバにマウントするように記述しておく。
[root@vmserver etc]# cat /tftpboot/f8/snapshot/bishop/etc/fstab # /etc/fstab for diskless clients, written by system-config-netboot none /dev/pts devpts gid=5,mode=620 0 0 none /dev/shm tmpfs defaults 0 0 none /tmp tmpfs defaults 0 0 /dev/cdrom /media/cdrom iso9660 noauto,owner,kudzu,ro 0 0 /dev/fd0 /media/floppy auto noauto,owner,kudzu 0 0 # 192.168.0.1:/home /home nfs rw 0 0
この他に、/homeをsnapshotにする(/tftpboot/f8/snapshot/files.customで記述する)という方法もあるが、これだとクライアント毎に/homeの内容が別々になってしまう。