PXEサーバのインストールと設定

以前、PXEを使ったのは、CD-ROMドライバからブートできないノートPCにFedora Core6をインストールするためだった。あくまでも一時的な使用だったので、兎に角Fedoraがブートできればいい、とあまり詳しくは調べなかった。しかし、今回は定常的に使用し、しかも将来的には複数のマシンをブートすることにもなるので、ちゃんと設定しなければと、改めて調べてみた。(「PXEにハマッタ」参照)

以前やったので大体の流れは分かっていた。

  1. DHCPサーバのインストール/設定/起動
  2. PXE(syslinux)のインストール
  3. tftpサーバのインストール/設定/起動

PXEのインストール(とっていもパッケージをインストールして、PXEブート用のソフトを/tftpbootの下にコピーするだけ)とtftpの設定は問題はなさそうである。問題はDHCPの設定だ。PXEの設定で一番手間が掛かるのはDHCPのコンフィグ(/etc/dhcpd.conf)の設定だろう。