automountを使ってネットワークでISOイメージを共有する

ネットワークでFedoraをインストールしているマシン毎にISOイメージをHDDに置くのはもったいない。その場合はNFSとautomountを使って必要なときにマントして使うのがいいだろう。
まず、ファイルサーバにて、ISOファイルをマウントしているディレクトリをNFSで外部からアクセスできるように /etc/exports に追加しておく。

[root@server-01 ~]# cat /etc/exports
media/Fedora8          192.168.0.0/24(ro,sync,no_root_squash)

NFSデーモンの再起動を忘れないように。)

次にクライアント側でautofsの設定おこなう。ここでは、/misc/Fedora8 とautomountのマウントポイントとして使う。従って /etc/auto.master はデフォルトのままでOK。念のため次の行が有効になっていることを確認する。

/misc   /etc/auto.misc

/etc/auto.miscは次のように設定する。

# cat /etc/auto.misc
#
# This is an automounter map and it has the following format
# key [ -mount-options-separated-by-comma ] location
# Details may be found in the autofs(5) manpage

Fedora8         -ro,soft                server-01:/media/Fedora8
cd              -fstype=iso9660,ro,nosuid,nodev :/dev/cdrom
			:
			:

後は先程と同様にリポジトリーマネージャーを使って設定するが、DVDへのアクセスパスは /misc/Fedora8 とする。

ちなみに、サーバでもローカルにautomountするように設定しておけば、全てのマシンでリポジトリーマネージャーは同じ設定なってすっきりする。